夫婦生活の中でも深く申告な問題となるのがセックスレスです。
あるアンケートによると、30代で47.0%、40代で59.0%、50代では71.3%がセックスレス夫婦であるとの結果がでました。40代では半数以上の夫婦がセックスレスの問題で悩んでいるのです。
セックスレスで悩んでいても、仲の良い友人にも気軽に話せる話題ではないので、誰にも相談できずに一人で悩みを抱えている女性も多いのです。
何とかセックスレスを解消したい!!と思っても、夫婦ごとに解消のきっかけになる出来事は異なります。これをすれば解消できる!という特効薬がないのもセックスレスの問題が深刻になってしまう原因でもあります。
この記事ではセックスレスのきっかけになった原因を紐解いていき、セックスレス解消のヒントを一緒に探していきましょう。
妻の体型の変化
典型的なセックスレスの原因に妻の体型の変化があります。産後も体型が戻らずに授乳や育児の疲れからついつい食べすぎてしまい多い人では20~30kgも太ってしまう方もいます。
「自分は正直言って(セックスする時は)見た目が大事なので今の奥さんを抱くのはきびしい」という赤裸々な夫からの意見もあります。
セックスにおいて、目で見る視覚情報で大きく興奮するタイプの男性にとって奥さんの体型はセックスをするうえでとても重要なようです。
産後の体型変化、体重変化が気になっていたり、夫から体型に関して何か言われたりしたことがある場合は健康維持のためにもダイエットや筋トレをはじめてみてはいかがでしょうか。
夫の仕事が忙しい
20代後半から30代の男性はとにかく仕事が忙しく、少しでも多く睡眠時間を確保したいと思っている場合もあります。
明日の仕事のためにベットに入ってすぐにでも寝たいのにセックスなんてとてもじゃないけど無理。というのが本音なのかもしれません。
次の日に仕事で重要な会議やプレゼンを控えているのにもかかわらず、妻からセックスのお誘いがあったりすると「俺の事を何も考えていないな」「自分のことばかり」「することしか考えてないのか??」と妻に対する不信感にもつながります。
また、セックスを断ると妻の態度があからさまに悪くなったりしょんぼりされたり、あげく泣かれたりするとセックスに対する印象がより一層悪くなりセックスから遠ざかってしまうこともあるでしょう。
夫が仕事で忙しいときは、こちらからのアプローチは避けて会話やスキンシップを増やして夫をリラックスさせることを意識するとそこからセックスレス解消につながる可能性があります。
仕事で疲れている夫にはリラックスできる家とストレスを解消してくれる妻の存在が何よりも大切になるでしょう。
もともとあまり性欲がない
結婚する前からもともと性欲があまりない夫は仕事が忙しくなったり、年齢とともに性欲がまったくわかなくなった。という場合もあります。
性欲がない夫はセックスを無理強いすることでセックスに対する義務感が生まれ、ますます性欲がなくなっていまうこともあるようです。
まずはキスやハグ、会話のコミュニケーションをしっかりと確保して、それでも夫の性欲がわかないようなら、きちんと話し合いをしてみましょう。
「愛しているし君のことは大切だけど、実はあまりしたいと思わないんだ」という夫の本音が聞けたら、そこから話し合いをすすめていくことができます。セックスの頻度もどのくらいなら夫の負担にならないのか?どういうタイミングならできるのか?腹を割って本音で話をすることで「夫は私の事を愛してくれているけど、本当に性欲がないだけなんだ」と夫の事が理解でき、夫婦の関係が劇的に改善されたというケースもあります。
セックスを拒否している夫も、誰にも言えず心にため込んでいるセックスに対する悩みを抱えているのかもしれません。
不妊治療でセックスが義務になってしまった
妊活をしている場合、排卵日を特定してその日にセックスをするのがいわゆるタイミング法です。
妻のことを愛しているし、子供もほしいと考えている夫はタイミングの日には次の日が仕事でも疲れていても性欲がわかなくてもセックスに応じてがんばりますが、それが長く続くとさすがに疲れてしまいセックスへのプレッシャーと義務感が増してしまったというケースもあります。
中には妻から「今日はタイミングの日だから早く帰ってきてね」というLINEが来ることが恐怖になってしまった。という夫もいます。
無事、子供を授かり出産してからも、夫のセックスに対するプレッシャーと義務感は払拭されることはなくセックスレスに突入してしまう夫婦もめずらしくありません。
まずはコミュニケーションとスキンシップを密にとって夫の「したい」タイミングに合わせることができるようにしてみると主体的なセックスに変わることができるかもしれません。
妻からの誘いが多すぎる
セックスレスだからといって妻のアプローチが過剰になってより一層セックスをするのが嫌になってしまったという夫もいます。
「セックスしよう」という言葉での誘いやLINEでの「今夜はしようね♪」というメッセージ。新しい下着やアロマをたいていかにも誘っている雰囲気をだしたりするとかえって逆効果になってしまうことも。
夫としては毎日誘われる事に恐怖を感じるようになり、妻に対して性欲が全くわかなくなってしまったという人もいるようです。
義務的なセックスや作られた雰囲気のセックスが嫌いな夫もいます。逆に妻からの誘いがぴったりと無くなると自分から誘いたくなってセックスレスが解消したという例もありますので押してもダメなら引いてみるのも作戦ですね。
過去に妻からセックスを断られた
妻にセックスを断られることでプライドが傷つき「もう妻のことは絶対に誘わない!!」とへそを曲げてしまう夫もいます。
特に結婚記念日や夫婦で旅行に行った時など、ここぞという時に「したくない」「そんな気分じゃない」「めんどくさい」と断られることで夫の心で何かが音を立てて崩れていった。というケースもあるのです。
妻にとってはささいな言葉だったのかもしれませんが、繊細な夫はとても傷ついているのかもしれません。
心あたりがある場合は話し合いの機会を作ってその時の事を謝り、夫の心にあるわだかまりが解けるように優しく丁寧に接していくと良いでしょう。
セックスレスで悩んでいる方は是非当事務所のカウンセリングをご利用ください
当事務所のカウンセリングはあなたの気持ちを整理することはもちろん、夫が今どのような気持ちでいるのかを読み解き、そこから夫婦生活の改善アドバイスをいたします。
夫の気持ちがわからない、夫が何を考えているのかわからない方は是非ご相談ください。