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妻がパパ活をしていた場合に慰謝料の請求はできるのか?

若い女性がデートや性行為の対価として年上の男性からお金をもらう「パパ活」ですが、大学生や20代前半の女性だけがやっているというわけではなく、主婦がお小遣い稼ぎのために夫に内緒でパパ活をしているという事もあるのです。

不倫とは違い、恋愛感情がなく金銭での繋がりであるため不倫をしているという感覚がないまま複数回の性行為を繰り返してしまうこともあるようです。

妻の様子がおかしいと思いスマホを確認してパパ活をしているという事に気づきあまりの衝撃で体調を崩してしまう夫もいるのです。

では妻がパパ活をしていると知った時にどのように対処すれば良いのか。また、パパ活の相手男性に慰謝料を請求することができるのか?この記事で解説していきます。

性行為があるかないかがポイント

一言にパパ活といっても、昼間にカフェでお茶をしながら数時間お話をするだけということもあるようです。

カフェで数時間お話をしているだけで相手と性行為をしていないのであれば慰謝料の請求は難しいでしょう。

妻がパパ活をしていることを許すことができずに離婚になった場合も離婚の慰謝料を請求することは難しいかもしれません。パパ活のショックで心療内科に通院したりと明らかに妻のパパ活が原因であなたに被害がでている場合は慰謝料を請求できる可能性があります。

また、性行為をしていないとはいえ、特定の男性と複数回昼間に手をつないだり肩を抱いたりという恋人さながらのデートを繰り返している状況は「親密な交際をしている」と判断され、慰謝料を請求できる可能性はあるかもしれません。

どうしても慰謝料を請求したいという場合は証拠を持って弁護士さんにご相談することをおすすめいたします。

性行為をしていた場合

パパ活で性行為をしていた場合でもそれはもちろん「不貞行為」になります。よって不貞行為による慰謝料を請求することは可能です。

しかし、パパ活の相手方に慰謝料を請求する場合は妻が既婚者だということを相手方が知っていなければ慰謝料の請求は難しいでしょう。

主婦がパパ活をする際はパパ活サイトに「既婚者」と登録していることもありますのでサイトのプロフィールをチェックしてみるのも良いと思います。

また、主婦の場合は昼間に相手と接触することが多いので相手方とのLINEのやりとりで「子供のお迎えがある」や夫についての会話があれば既婚者だと判断できる要素となります。

クレジットカードの明細を確認

男性とデートを繰り返す主婦はパパ活でお金をもらっているとはいえ、それ以上に洋服や下着、美容室やエステなどにお金をかけてしまうケースもあります。妻にクレジットカードの家族カードを渡しているようなら今すぐに明細を確認しましょう。

妻のパパ活に気づいてからクレジットカードの明細を確認すると妻がとんでもない浪費をしている事実がわかったというケースもあります。給料の管理を妻にまかせている場合は貯金の確認をしてみましょう。実は貯金を使い込んで高級なエステや脱毛代に使っていたという場合もあります。

このように妻の浮気は金銭的な浪費も考えられますのですぐに確認して妻の浪費を止めることも並行してすすめましょう。

子供が既に気づいていることもある

妻がパパ活を始めた理由に、子育てが落ち着いたということがある場合があります。子供がある程度手を離れて自分のことができるようになってから第二の人生とばかりにデートや性行為を楽しむのです。

また、現代ではスマホのアプリで簡単に相手を見つけることができるのでお手軽に始められるのも浮気のハードルを下げている原因ともなります。

子供が大きいと夫が妻のパパ活に気づいた時には既に子供はお母さんの様子がおかしいことに前から気づいていた。という事も少なくありません。

子供は親の変化や様子を敏感に察知します。もし、妻のパパ活を疑ったらまずは子供に最近のお母さんの様子について気になっていることがないかを聞いてみても良いかもしれません。

もしかすると「お父さん今頃気づいたの?」という回答が返ってくるかもしれません。

妻が離婚を拒否する可能性もある

妻のパパ活を知ったら妻との離婚を決める方もいるでしょう。しかし、専業主婦の妻は離婚をすると経済的に困窮するため、あなたが離婚したいと言ってもなかなか離婚に同意してくれない事が予想されます。

どうしても離婚を考えるのであれば、まずはパパ活で性行為をしていた証拠。つまりホテルに出入りしている証拠が必要でしょう。LINEで性行為をしたことについて赤裸々にやりとりをしているようであればそれも証拠となります。

性行為をしていた証拠を突き付けて離婚をするように言っても「もうしない」「許してほしい」と離婚を拒否することもあります。

妻が離婚に同意するにはある程度の金銭的な補償が必要になる場合もありますのでどうしても妻との離婚を考えている方は事前に弁護士さんに相談をしておくと良いでしょう。

妻に離婚を切り出しても一筋縄では離婚はできないと予想して策をたてておくことが重要です。

協議離婚をする場合は書面を作成しましょう

妻が離婚に同意し、協議離婚をする場合は離婚協議書か離婚公正証書を作成しておくことをおすすめいたします。

財産分与についてきちんと証拠を残しておくことは重要ですし、離婚後に妻がなにかにつけてお金を請求してくる可能性もあるからです。

当事務所は夫婦間の書面作成を専門に取り扱っていますので安心してご相談ください。

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