離婚したほうがいいのか

離婚したほうがいい夫婦の特徴5つを解説します

2021年6月16日

離婚したほうがいいのかな???と思っていても実際に離婚に踏み切るのは強い覚悟と勇気が必要です。

周囲の友人や両親、兄弟姉妹からも離婚をしたほうがいいと言われるけど、本当に離婚をしたほうがいいのかな?と悩んでいる方もいるでしょう。

では離婚を考えたほうが良い夫婦の特徴を5つに分けて解説してきます。

①配偶者から肉体的、精神的、経済的な暴力を受けている

配偶者から日常的に暴力がある場合は、何よりもまずは自らの安全を守る事を第一に考えたほうが良いでしょう。

DVは小さなものから始まり、被害者はその感覚がどんどん麻痺していきますので、自分が受けている暴力もそんなに大きなものではないと思っている方もいます。

また、肉体的暴力だけではなく、精神的な言葉の暴力、経済的な暴力もあります。

毎日、配偶者から人格を否定するような言葉を言われ続けたり、人権を奪われるような行為は、精神を蝕む原因となります。

また、このような暴力を受けている方は、離婚を切り出すと配偶者からさらに暴力を受けるから行動できない という方もいるでしょう。

札幌市ではDVの相談窓口がありますので、そのような恐怖がある方はまずは相談窓口を利用することを考えてみましょう。

②子供を虐待する

子供の虐待は見過ごすことのできない重大な問題です。

虐待を受けた子供は体にも心にも大きな傷を負います。

また、虐待がエスカレートすることで子供の命に危険が及ぶことも考えられます。

十分な食事を与えなかったり、お風呂に入れないのも虐待といえます。

まずは子供の命と心を守ることが大切です。

子供の虐待を指摘することで、今度は自分が虐待される危険があったり、子供への虐待がエスカレートする危険もあるでしょう。

このような場合もまずは行政に相談をすることをおすすめ致します。

③ギャンブル依存や浪費癖

配偶者にギャンブル依存や浪費癖がある場合も危険です。

生活費にまで手をだしたり、酷い時は配偶者に内緒で借金を繰り返して気づいた時にはとんでもない金額になっている事もあります。

配偶者の依存度合いによっては治療が必要な場合もあるでしょう。

治療が必要な場合は家族の協力が必要不可欠です。

また、治療は無理にさせるものではなく、本人に治療の意思がなければ難しい側面もあります。

専門的な治療を行っているところに相談をしてみるのも方法でしょう。

④配偶者が不倫を何度も繰り返す

遊びの不倫を繰り返す。。。

不倫をやめてくれないのも夫婦の関係に大きな溝を生じます。

一回目の不倫でも、配偶者にとってはとてつもない衝撃で心に大きな傷を負うものです。

「もうしない」という配偶者の言葉を信じて再構築をしているけれど、懲りずに何度も不倫を繰り返す場合は、もうそういう人だと割り切って一緒にいるか、離婚するかの選択に迫られる場合もあるでしょう。

⑤一緒にいる時間が苦痛でしかない

配偶者の顔を見るのが嫌。一緒に過ごす時間は苦痛でしかなく同じ空気も吸いたくない。

とにかく配偶者を全身が拒絶して受け付けない状況は修復が難しいのかもしれません。

愛し合って結婚した相手を全身が拒否していて、これ以上一緒にいると相手の人格まですべてを否定してしまいそう。
配偶者と一緒にいると嫌な気持ちが100%で体調も悪くなってきた。

このような場合は離婚を考えたほうが良いのかもしれません。

離婚しか選択肢が無いわけではない

5つのパターンを例にあげましたが、だからといって、当てはまるすべての夫婦にとって離婚がベストな選択という事ではありません。

夫婦によっては、最大の試練を一緒に乗り越えることで、さらに絆が深まり、その後の夫婦の関係もずっと良くなったというケースもあるのです。

しかし、5つのパターンを克服するのは簡単な事ではありません。

夫婦二人で乗り越えていく覚悟と、今の状況を改善したいとう強い意思が必要です。

夫婦二人では改善が難しい

5つのパターンはどれも夫婦二人だけでは改善が難しいものです。

周囲の助けやサポート、専門家の知識や治療が必要な事もあります。

自分の事を人に相談するのは抵抗があるという方もいるでしょう。しかし、1人で考えていてもどうにもならない事もあるのです。

1人で悩まずに、まずは周囲の友人や両親、兄弟姉妹に相談して、客観的な意見を聞きながら専門機関の相談を考えましょう。

離婚をするのも難しい

実際に離婚をしようと思っても、配偶者が離婚に応じなかったり、離婚の話が全くできないという事もあるでしょう。

上記のような場合は配偶者が離婚を拒否する事も珍しくありません。

離婚の話し合いも二人だけでは難しいという事もあります。

弁護士さんに相談したり行政の相談窓口を利用して今後の対応について一緒に考えてくれる人を探すのが良いでしょう。

離婚ですべてが解決するわけではない

離婚したらすべてが解決する。と考えるのは危険です。

自分自信の心の問題や考え方の癖を変えなければ、離婚後も同じような悩みや苦しみに遭遇するということもあるのです。

また、結婚生活があまりに辛い状況だった場合は、トラウマやフラッシュバックとの闘いがはじまるかもしれません。

離婚すれば自分は何もしなくても良いのではなく、自分の心としっかり向き合う時間や気持ちも大切なのです。

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